日本銀行が次回の金融政策決定会合で検討する金融緩和の悪影響の軽減策で、金利が一定程度上昇するのを容認する案が浮上してきた。
日銀は長期金利を「ゼロ%程度」にしているが、この誘導目標は変えないまま、ある程度金利が上がっても無理に抑えないようにする。
しかし物価上昇2%の目標が遠い中、緩和の後退とみられかねない政策修正にはリスクもある。
日銀は30〜31日に金融政策決定会合を開く。会合ではなかなか物価が上がらない理由を集中的に点検し、緩和策の「副作用」の軽減策も検討する。
ここへ来て副作用軽減の検討に乗り出すのは、想定外に物価が上がらず、緩和策が長期化しかねないことがはっきりしたためだ。
6月の消費者物価指数の上昇幅は前年同月比0・8%(生鮮食品を除く)にとどまり、2月の1%から勢いが弱まったままだ。原油価格の影響を除くとさらに上昇は弱く、目標の2%はほど遠い。
今回の会合で改訂する「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、2018年度と19年度の物価見通しの下方修正が確実で、20年度見通しの下方修正の可能性もある。
今後数年は現在の緩和策を続けることになるが、13年から5年も続いた大規模緩和の悪影響が目立ってきている。
超低金利で金融機関の貸し出し収益は減り、年金保険などの運用難も続く。さらなる緩和長期化で金融サービスの低下や老後不安が加速しかねない。
日銀が緩和で国債を買い占めているため、民間の国債取引が減り、新発10年国債の取引が成立しない事態が今年はすでに6回も起き、市場機能の低下も懸念されている。
そのため日銀は、緩和を「物価目標達成まで息長く続けるため」という理屈で、悪影響を軽減する方策を検討しようとしている。
有力なのが長期金利操作の柔軟化だ。「ゼロ%程度」としている誘導目標は変えないまま、許容する変動幅を広げる。
現在は0・1%程度まで上昇を許容しているとみられ、その水準に近づくと無制限に国債を買って金利を抑える市場調節「指し値オペ」を行ってきた。
今後は、長期金利が0・1%をある程度超えても抑え込まない方策が考えられる。誘導目標は変えないまま、金利を少し上向きにして、金融機関の運用難などに配慮する。
今回の会合後の声明文では、誘導目標の「ゼロ%程度」は残し、緩和の副作用に「配慮する姿勢」を明記することが検討されそうだ。
日銀はあくまで緩和姿勢の維持を強調したい考えだが、市場の受け止めは異なる可能性がある。
前週末に朝日新聞などで「副作用軽減検討」が報じられ、週明け23日の債券市場では長期金利が0・090%と、約5カ月半ぶりの高水準になった。
緩和姿勢が後退したと受け止められたためだ。日銀は結局、5カ月半ぶりに指し値オペを行う事態となった。金利上昇で円高ドル安となり、日経平均株価は300円超も下落した。
日銀の政策委員の中には、物価が伸び悩むなら追加緩和を検討すべきだとの意見もある。今回の会合で副作用軽減の検討を始めても、すぐに新たな策を示せるかは不透明だ。
欧米行くと百均クオリティが4ユーロや6ドルとか平気で雑貨屋にあるし、単純な服も高い
+AEON
生活から100均を排除すると、人生が豊かになるよ
賢く利用する、とかではなく、排除だよ
とにかくインフレにならないように
知恵を絞って創り上げた指数なんだから
アレでインフレになったら実態は相当なモンよ?
>>4
よかったな、物価上がってんじゃんw
段階的に消費税を下げてもらうしかないな
だから頭のいいボンボン家系はダメっつーの
戦後の高度成長期のマインドとは違うんだから
もし給料上がってもみんな老後のために溜めに入るわ
若い人だって消費意欲なんてねーよ
て、国民のマインドとか関係なくマクロ経済の理論で大丈夫って話じゃなかったのか。
異次元緩和(量的緩和)はとっくに終了してるし、本当の目的は物価上昇とは別なんだろうな
アクセル緩めて「速度が上がらないんですー」なんてシラフで言ってたら、ただの馬鹿だ
何をドーンとやるんだ?
お前は何も知らないらしいから教えてやるが、マクロ経済の理論によれば、日本のように長期にわたって不況が続き、金利が最低に張り付いている時には金融政策は無力だ。
ドーンとやれば効果が出るのではなく、ドーンとやろうが効果はでない。
そして現実はマクロ経済の理論が正しいことを示している。
良くなってないよ、
むしろ悪い。
現に給料上がってないからやりようがない
だな
2014に始めたファンドとかフツーに増えてるわ
もっと攻めのファンドに入れりゃ良かった
格差の違いがハッキリと見えてくるね。普段の買い物行ってもよくわかる。
つまり、実質給料下がってる。
なんで消費にこだわるのさ