同市は、12〜18カ月の間、市民約100人に対して、毎月500ドルの現金を無条件で支給します。
実験期間中、研究者によって、受給者の健康、育児、教育、ウェルビーイングの状況が調査され、
このタイプの経済支援が受給者のクオリティ・オブ・ライフにどのような影響を与えるかが評価されることになります。
非営利団体「Economic Security Project」の資金提供によって行われるこの助成は、
ユニバーサル・ベーシックインカムの民間資金による実験という位置づけです
(ユニバーサル・ベーシックインカム:すべての国民が、生活の基本的なニーズを満たすために、
政府から定期的な給付金を受け取るべきだとする政策アイデア)。
■ユニバーサル・ベーシック・インカムは新しいアイデアではない
サンフランシスコを拠点とするUniversal Income Projectの共同設立者Jim Pugh氏は、
「おそらく、ユニバーサル・ベーシックインカムを最初に唱えた人物は
アメリカ合衆国建国の父トマス・ペインだ。トマス・ペインは、米国の国民すべてに毎年いくらかの現金を配り、
基本的なニーズ(人間にとって最低限の必要性)を確実に満たせるようにするべきだと訴えていた」と、話しています。
それ以来、ユニバーサル・ベーシックインカムの話題が定期的に持ち上がっては議論されてきました。
最近で言えば市民権運動の時代です。「近年で盛り上がりを見せたのは1960〜70年代。
実際、市民権運動の関心の中心でさえあった」とPugh氏。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、
所得保障を通じて貧困を直接的に撲滅することは理にかなった考えだと訴えていた。
このアイデアは、政治的には対立する両陣営ともに支持されましたが(それは現在でも同じ)、
その理由はそれぞれまったく異なるものでした(後ほど説明します)。
■ユニバーサル・ベーシックインカムの仕組み
ユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)の実現には、いくつかの方法があります。
1つは、すべての国民に定期的に(たとえば毎月)現金を支給するという方法です。
もう1つは、1960年代初頭にリバタリアンの経済学者ミルトン・フリードマン氏によって提案された、
負の所得税です。負の所得税の仕組みはこうです。
まず、個人の貧困ラインを設定します(たとえば年間12000ドル:現在の貧困ラインに近い)。
「無収入なら、貧困ラインに相当する額が支給される」とPugh氏。つまり12000ドルです。
収入があれば、その一部が税として徴収される。典型的な徴収額は収入1ドルにつき50セント。
たとえば、(12000ドルのベーシックインカムに加えて)10000ドルの収入があれば、
負の所得税として5000ドルが徴収されるが、残りの5000ドルは自分のものとなる。
負の所得税では、援助を必要としない裕福な人びとが現金給付を受けることはありません。
また、自ら働いて収入を得た人には、相応の報酬が与えられ、
働いた人たちは働かない人たちよりも常に多くの所得を手にする仕組みになっています。
この制度を実行すれば、「福祉の崖(welfare cliffs)」と呼ばれる、
被援助者が直面する典型的なジレンマの問題を解決することができます。
つまり、「働いて給付金をもらえなくなるのと、
働かずにいて福祉が与えるささやかな生活保障を享受しつづけるのと、どちらがいいか?」というジレンマです。
フィンランドでは現在、働いても給付金を毎月受け取ることができる2年間の実験行っています。
フィンランドのやり方は、無条件に一定額の現金を支給するというものだ。
職に就いても給付金をもらい続けることができる。税として引かれてしまうことはない。
フィンランドが望んでいるのは、この制度が失業中の人々が仕事に戻る動機づけになることだ。
ニクソン政権下の米国は、負の所得税の制定まであと少しというところまで行きました。
法案は衆院を通過し、ニクソンの支持を受けましたが、上院を通過することはありませんでした。
「その後は、こうした動きは止まってしまった」とPugh氏は話しています。
ライフハッカー[日本版]
https://www.lifehacker.jp/2018/05/what-you-need-to-know-about-universal-basic-income.html
続く)
もしも日本がこうなったらあと数年働いた後は貯金と月々の収入で一切働かずに生きていくわ
まぁ俺みたいなのが多いから成立しない制度だけどな
なんで働かない人が増えると成立しないの?
あなたの仕事、ほんとに世の中には必要ですか?金稼ぐために無理やり生み出してる仕事なんじゃないの?大半の仕事はそんなもんだよ
老人は死ねという話に聞こえる
田舎に行けば生活コストは安いしそれまでに金を貯めておけばいい
後は運動、食事等で病気の予防をする
老後の為にと頑張って金を貯めても物価高にされたり増税されたりで
価値が目減りするという不条理さ
田舎こそ物価は高い
地元の野菜や魚がそのまま地元で販売される
単純な仕組みではないから
それに競争相手が少ないために殿様商売という物があってだなw
やっぱり働いてマシな暮らしをしようと思う額でないと、税収が減って原資がなくなってしまう
月5万円あれば生活保護の手前の人は助かるな
5万て一人だろ
4人家族で20万は多すぎな気がするけど
既存の社会保障制度をすべて廃止した上で現金給付に一本化するってものだったはずなんだが
いつの間にかただカネ配るだけの話になったな
このベーシックインカム費用だけで日本の全国家予算をオーバーするという現実
設備維持がタダで出来て、全部の公務員が無給で働き、防衛費も警察予算もゼロで
それでも足りないってんじゃそもそも議論することすらアホな話だよなw
国家予算<社会保障給付費
だかんな
社会保障給付費の一部しか国家予算から出されていない
そしてベーシックインカムで1人10万配っても社会保障給付費より遥かに少なくて済む
ベーシックインカム+保険
なら簡単にオーバーしちまうが、社会保障を削るためのベーシックインカムならば安価に済むわな
労働意欲をギリギリ維持できる線が難しそうだな
新しいものを開拓したり、時代を創ったり
本当の意味で意識が高い人は頑張るだろうけど
責任だけがのし掛かるような出世なら忌避するんじゃねーの
それでも賃金増やしたくなくて公金ばら撒けよって言い出したのがベーシックインカム
意外だろうけど何処の国でもベーシックインカムを主張するのはだいたい富裕層や学者で反対するのは大体底辺
死んでも賃金増やしたくない中小のクズ経営者だらけの日本にあってる政策だと思う
ベーシックインカムを導入するとバイトとかの安価な労働力が得られなくなって
人件費が高騰するため、高効率な業種しか生き残らない
コンビニや薬局が1/4になるけど一人あたりの人件費を倍支払っても粗利は5倍とかって世界
雇用が減るから専業主婦も増える
クズみたいな中小企業は倒産しまくるよ
一次産業とか全部
AI・ロボットに出来ればなぁ……と
これが出来るならベーシックは神になりそう
TPP・自由貿易とか言われてるし
人件費上げて中小潰したら日本終わるよ
人件費と言えば
福島原発の中抜きが凄いとか聞いたな
誰かこういうの潰してくれないの?
>人件費と言えば
>福島原発の中抜きが凄いとか聞いたな
>誰かこういうの潰してくれないの?
無理
中抜きひどくてもそういう連中が人集めてくるわけだから
それに頼るしかないのが現状
危なすぎる政策だ
理想とされてた案から現実的なものに少しずつ調整したら結局今の社会保障に似た内容になっちゃうと思う
細かい違いはあるだろうが
富の再分配で結果的に金全体の動きを加速する役割もあるからな
増税と給付のプラマイゼロのラインが年収どの高さになるか
給付10万円&増税10万円でプラマイゼロ
管理されたり保護されたり規制されたりするの好きだよなぁゆとりは
ここをハッキリさせとけ
家賃・携帯・NHK・電気・ガス・水道が便乗値上げして
手元には数百円しか残らないだろうな
だから働けよって話し
夫婦で働くより、役割分担して方っぽだけ働いたほうがいい
独身なんかは割りに合わんから結婚するわな
マークザッカーバーグが言うように人間の仕事がどんどん無くなるからBIが必要なんだよ
でも働く必要なくなるよね
タクシーが完全自動運転になる頃には人々の考えも変わると思う