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【米景気】米、3カ月ぶり利上げ 0.25% 「年3回」維持【利上げ】|お金の総合まとめ

2 :5円まとめ 2018/03/22(木) 11:48:41 CAP_USER
 【ワシントン=長沼亜紀】21日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明要旨は以下の通り。

 前回1月のFOMC会合後に得た情報によると、労働市場は引き続き力強さを増し、経済活動は緩やかに拡大した。雇用増はこの数カ月力強く、失業率は低水準にとどまった。足元のデータは家計支出と企業の設備投資の伸びが、力強かった2017年10〜12月期から緩やかになったことを示している。

 全般的な物価上昇率と食品・エネルギーを除く物価上昇率はいずれも、前年同月比ベースで引き続き2%を下回った。市場が織り込むインフレ率は最近上昇したが、依然低い。アンケート調査による測定では、長期のインフレ予想は総じてあまり変わっていない。

 法律で定められた使命を達成するため、FOMCは雇用の最大化と物価安定の実現に努める。景気見通しはこの数カ月で強まった。FOMCは金融政策の運営姿勢の緩やかな調整によって、経済は中期的に緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況も力強さを保つと予測する。前年同月比で測った物価上昇率は今後数カ月で上昇し、中期的にFOMCの目標の2%付近で安定すると予測している。

 景気見通しの(上振れ・下振れの)短期リスクはほぼ均衡しているようだが、FOMCは物価動向を注視している。

 FOMCは労働市場情勢と物価上昇の実績と見通しを踏まえ、(政策金利である)フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.50〜1.75%に引き上げることを決定した。緩和的な金融政策は維持し、力強い労働市場および、物価上昇率の2%への持続的回帰を支える。

 FF金利の誘導目標を調整する今後の時期と規模を判断するにあたって、FOMCは雇用の最大化と物価上昇率2%という目標との比較で経済情勢の実績と見通しを評価していく。労働市場の状況に関する指標や、インフレ圧力・インフレ予想の指標、金融動向や国際情勢を含めた幅広い情報を考慮して判断していく。対称的な物価目標に対する物価の実際の進捗と予想を注意深く観察する。

 FOMCは、経済情勢はFF金利のさらなる緩やかな引き上げを許すようなかたちで進むと予測している。FF金利は当面、FOMCが長期的に通常とみる水準以下に維持される可能性が高い。ただし、実際のFF金利の上がり方は、データが伝える経済見通し次第だ。

 決定はパウエル議長及びダドリー副議長を含む8人のメンバー全員の賛成による。

英文の公式ソースも置いときます。読める方はどうぞ。
The Fed – Federal Reserve issues FOMC statement https://www.federalreserve.gov/newsevents/pressreleases/monetary20180321a.htm

1 :5円まとめ 2018/03/22(木) 11:48:30 CAP_USER
 【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3カ月ぶりの利上げを決めた。利上げ幅は0.25%。市場が注視する2018年の利上げペースは、今回も含めて年3回とする中心シナリオを維持した。もっとも、18年、19年とも景気見通しを上方修正しており、先行きは利上げペースを速める可能性が残る。

 2月に就任したパウエル議長は、初めてのFOMCで利上げを決断。投票メンバー8人の全員一致で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、年1.25〜1.50%から1.50〜1.75%に引き上げた。初めての記者会見に臨んだパウエル氏は「景気見通しはこの数カ月間で強まった」と主張した。

 FOMCでは会合参加者(投票メンバー以外も含む15人)が政策金利見通しをそれぞれ提示し、18年の利上げシナリオは今回も含めて年3回が中央値となった。17年12月に示したペースを据え置いたが、年4回以上を見込む参加者が7人に増えており、利上げ加速観測が残りそうだ。19年も年3回の利上げを見込み、前回示した「2〜3回」からやや上方修正した。

 景気判断も引き上げた。会合参加者の18年10〜12月期の経済成長率予測(中央値)は2.7%となり、17年12月時点の予測(2.5%)から上方修正した。19年も成長率見通しを2.4%へと引き上げた。米議会は大型減税や歳出拡大法を相次いで成立させており、当面は潜在成長率(1.8%)を大きく上回る景気拡大を見込んでいる。

 雇用情勢も堅調で、パウエル議長は記者会見で「ここ数カ月の就業者の増加幅は力強い」と自信をのぞかせた。FOMCは現在4.1%の失業率が、18年10〜12月期には3.8%まで下がると予測。完全雇用とみる水準(4.5%)を大きく割り込んで、労働市場の逼迫感が強まるとの見通しを示した。

 景気や雇用情勢の先行き判断を上方修正したものの、物価は緩やかな伸びにとどまると予測した。FRBは2%の物価上昇率を政策目標とするが、18年10〜12月期も1.9%にとどまるとの見通しを据え置いた。パウエル議長は「賃金の伸びの低さに驚いている」と指摘。利上げペースの加速は、賃上げによって物価上昇圧力が高まることが条件になりそうだ。

 パウエル氏がFRB議長に就任した2月5日、金融市場は利上げ加速観測の高まりで世界的な株安に見舞われた。パウエル氏は「一部の株価や不動産価格が歴史的な水準より高い」と認めたものの「金融市場の脆弱性は総じて高くない」と主張した。

「米労働市場、力強さ増す」 FOMC声明要旨
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28411870S8A320C1000000/
内容は >>2 あたりに

2018/3/22 3:07 (2018/3/22 9:41更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28411840S8A320C1000000/

3 :5円まとめ 2018/03/22(木) 11:49:41 KJh4anpV
久しぶりだねぇ、3ヵ月ぶりだね
7 :5円まとめ 2018/03/22(木) 12:05:26 PGH2a+Cj
なおドル安円高の模様
まあ金利を何度も上げても徐々にインフレが進むアメリカと
マイナス金利でインフレ率が上がっても
目標の2%にはまだ遠い状況の日本との違いだわな
9 :5円まとめ 2018/03/22(木) 12:15:39 L4XG7xWr
賃金の伸びがいまいちらしいのに利上げして大丈夫なのか
なんか無理して利上げしてるようにしか見えない
10 :5円まとめ 2018/03/22(木) 12:22:31 LL5aYawp
ドル円はしゃーないとしてもユーロ高ドル安なのは不思議
11 :5円まとめ 2018/03/22(木) 12:52:41 m7gGw0pF
利上げしても円安にならないって事は今後FRBの方針が利上げから
据え置き、利下げになった時1ドル100円の大台ドンと割る円高が来ちゃうんじゃね?

異次元緩和の長すぎた継続で買い入れ増額とマイナス金利の更なる深堀りは
実務的にもう厳しいから円高進行してきたら日銀の手札が残ってない。

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