前回の記事では、私が離婚調停や法的防衛のために「常時録画」の環境を構築した経緯をお話ししました。
「家の中にカメラを置くなんて…」と思う方もいるかもしれません。しかし、モラハラ(モラルハラスメント)の恐ろしい点は、被害者が「自分が悪いのではないか」と思い込まされ、正常な判断力を奪われていくことにあります。
今回は、あなたが知らず知らずのうちにモラハラ妻の餌食になっていないか、その典型的な手口を振り返ります。これらに心当たりがあるなら、それは性格の不一致ではなく「暴力」です。今すぐ証拠を残し始めてください。
1. 「自分ルール」を正論として押し付けられていませんか?
モラハラ加害者は、独自の「自分ルール」をあたかも世間の常識であるかのように押し付けてきます。
- 「掃除の仕方が気に入らない。私を不快にさせたお前が悪い」
- 「稼ぎが良くても、家事が完璧でないなら人間失格だ」
私の場合、収入に大きな開きがあっても、家事の些細な不備を理由に人格を全否定されました。彼らにとってルールは「家族を円満にするため」のものではなく、「相手を支配し、叩くための武器」に過ぎません。これを放置すると、あなたは一生「終わりのないテスト」を受け続けることになります。
2. 注意をすると「逆ギレ」して話にならない
対等な夫婦であれば、不満があれば話し合いで解決します。しかし、モラハラ妻に改善を求めたり、正当な注意をしたりすると、倍以上の怒声や支離滅裂な論理で返されます。
- 「私を怒らせるような言い方をするのが悪い」
- 「過去のあなたのミスを持ち出して論点をすり替える」
結局、夫側が「もういいよ、自分が折れれば静かになるなら…」と諦めてしまう。これこそが加害者の狙いです。「話し合いが成立しないこと」自体が異常な状態であると認識してください。その怒鳴り声、そのまま録音・録画できていますか?
3. 子どもに「パパの悪口」を吹き込んでいませんか?
これが最も卑劣で、取り返しのつかない被害を生みます。自分を正当化するために、子どもを味方につけ、父親を孤立させようとする行為です。
- 「パパは仕事ができないからダメだね」
- 「パパがお掃除しないからママはこんなに苦労してるんだよ」
子どもの前で日常的にこれが行われると、子どもは母親の顔色を伺い、父親を軽蔑するよう刷り込まれます(片親疎外)。これは子どもに対する心理的虐待でもあります。
結び:すべては「証拠」があなたを救う
モラハラ加害者は、外では「しっかりした良い妻・母親」を演じていることが少なくありません。弁護士や裁判所を納得させるのは、あなたの主観的な被害感情ではなく、「客観的な事実」だけです。
「手を挙げてしまった」という事実だけが切り取られれば、あなたが一方的な加害者として社会的に抹殺されかねません。なぜそうなったのか、日常的にどのような言葉の暴力を受けていたのか。
常時録画があれば、彼女が「自分ルール」であなたを追い詰め、子どもに悪口を吹き込んでいる決定的な瞬間を逃さず記録できます。
自分の人生を取り戻すために。そして、私のように後悔する前に。 今日から、環境を整えてください。

