最近何かと話題に上ることも多いNFT。
そんなNFTについて書きます。
NFTとは
元々は2017年ごろから出てきた言葉です。
ブロックチェーン上にあるアイテムを主に指し、正式名称はNon-Fungible Token。
日本語では、非代替性トークンと訳されます。
非代替性とは、コイン一枚とほかの一枚のように、同じ価値を持って交換できる性質のものではなく、
一つ一つが違うため、1:1では交換できないようなものを指します。
主にEthereum上で形成され、規格として代表的なものにERC721があります。
この規格を満たすと、Openseaなどのマーケットプレイスで、自由に売買できるようになります。
(厳密には満たしていなくてもできる)
NFTの種類
NFTには、いくつかの大まかなジャンルがあります。
- ゲームのアイテム
- サービス利用権等ユーティリティを持ったアイテム
- アート
- 記念
ゲームやユーティリティのあるアイテムとしてのNFTは、想像しやすいことかと思います。
強いアイテムが欲しいからいくら払う。
これに対して、アートや記念は、それを持つことに価値があり、実際に絵画の所有権があるわけでも、何か使い道があるわけでもありません。
中には、絵画の画像をNFTで売り、実際の絵画は自分の家で額に入れて飾っているようなところさえあります。
自分のウォレットに、自分の物であると表示できるだけです。
それが、何億、何千万もの価格で取引されています。
そして、話題になるNFTのほとんどが、実はアートや記念で使い道は現時点ではなかったりします。
売れる理由
それでは、使い道が無いものにも関わらず、なぜ何億で売れるのか。
ずっと見てきた中で感じたのは、NFTとは「コミュニティ参加権」であると言うことです。
- 盛り上がっているコミュニティに参加したい
- コミュニティで発言権を得たい
- コミュニティ内で目立ちたい
- コミュニティのメンバーであると周りに自慢したい
このあたりがNFTの根本的な売れる理由です。
そこに、そのコミュニティはきっと有名になる、価値があると思った人たちが、NFTを買い、転売をすることで、価値が作られていきます。
ただし、それは終の参加者がきっとこの価格で買ってくれると期待した動きであるため、最終的に買ってくれるであろうコミュニティ参加者がそこまで価値を見出さないとわかると一気に無価値になることも多々あります。
もし、転売目的で購入をするのならば、コミュニティに注目をすると良いとは思いはします。
一旦ここまで
一通り、NFTとは何か、なぜ売れるのかについて書きました。
今後、どんなNFTがあるかや、売るコツなど書いていきたいと思います。