関西大学の永松伸吾教授と九州大学の宮崎毅准教授は大規模災害の復興の在り方を探るため、南海トラフ巨大地震で被災地の復興にかかる費用を試算しました。
南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に70%から80%の確率で発生するとされ、国の被害想定では、最悪の場合およそ32万3000人が死亡し238万棟余りの建物が全壊または焼失するおそれがあるとされています。
この想定に基づき、研究グループが、防潮堤の建設や大規模な土地のかさ上げなど東日本大震災と同じような手法で復興を進めた場合にかかる費用を試算したところ、発生から5年で必要になる額は国と自治体合わせて162兆円余りに上るという結果になりました。
これは、東日本大震災の復興予算32兆円のおよそ5倍にあたるほか、平成29年度の国の一般会計予算およそ97兆5000億円をはるかに上回る規模です。
永松教授は「財源の確保が非常に難しく、東日本大震災と同じやり方では財政的に破綻するのは間違いない。ハード面の整備に頼る発想は限界に来ている。津波などのリスクをある程度受け入れる一方で、素早く避難する方法をとるなど新たな復興の在り方を探る必要がある」と話しています。
東日本大震災の被災地では、津波による被害を防ぐため各地で土地のかさ上げ工事が進んでいますが、去年、工事が終わった岩手県大槌町では、現在も空き地が目立ち、利用の予定がある土地は43%にとどまるなど、被災地では空き地の利用をいかに進めていくかが課題となっています。
津波で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島県内の、13の市と町の30地区では、津波による被害を防ぐため、土地をかさ上げして宅地の整備が行われていて、すでに4800億円余りが投じられています。
このうち岩手県大槌町では、中心部の町方地区で行われていたかさ上げ工事と宅地の整備が去年11月に終わり、所有者に土地が引き渡されましたが、現在も空き地が目立っています。
大槌町が町方地区の土地の所有者に行った意向調査や、現地調査の結果では、住宅や店舗の建設など利用の予定がある土地は去年7月時点で区画全体の43%にとどまり、残りの57%は「利用の予定がない」か「未定」または、調査への回答が得られていない土地などだということです。
このほか、自治体の意向調査に対して所有者が「土地を利用する予定がある」と答えた割合は、宮城県女川町中心部では去年3月時点で区画全体の49%、岩手県山田町山田地区では去年4月時点で区画全体の51%、岩手県陸前高田市・高田地区で去年9月時点で面積全体の54%となっています。
被災地で空き地の利用をいかに進めるかが課題となる中、大槌町では、土地を売りたい人や買いたい人に情報を提供する「空き地バンク」という取り組みを行っているほか、復興庁も来年度、1億円程度かけ、空き地の活用方法に関する調査や検討を行う方針です。
静岡県あたりは地震の揺れとほぼ同時か
数分後に津波がくるので無理
名古屋や静岡は放棄、それで何の問題もない。
名古屋と静岡復旧しなかったらライフラインヤバくね?
日本人は減っているから残った場所でも十分やれる
その金を復興予算とした。
江戸幕府の方がよほどマトモだった
アニメや漫画でよく見る風景が現実のものになる
釜石港湾口防波堤っていうのがあってな30年の歳月と1000億円投じた当時世界最強最大の海中防波堤も破壊された。その受けたエネルギーは時速1000キロのジャンボジェット250機が突入してきたレベルらしい。
自然災害に人類の叡智なんぞ鼻くそみたいなもん。時間稼ぎにはなったらしいが完全に御する事なぞできん。
1. 地震保険への加入
2. 税金での補填
だから、地震保険料や税金が上がる。保険会社は再保険に入る。
有名なLloyd’sみたいなところが最終的に引き取る。年間に保険会社に入る収入は
莫大なはずだ。払った保険料は支払われるべきだな。
南海地震は自己責任でやってもらうしかないだろ。
最低限の食料の補給はやるとしても。
防災にどんどん投入始めればいい
減災できれば十分ペイできる
300年に一度の大災害の為に60年でダメになるコンクリ設備を作りのか??
震災が来るまでに5回も作り直す必要がある。
大きな地震があった東北は次までに時間がある
急ぐべきは南海トラフ対策
順番を間違ってはいけない
160兆円を300年で割れば、非常に安い。
300年国債でも発行しとけ
現金じゃないんだから無理だって理屈は企業会計知ってる人には無駄だ。
少なくとも倒産はしないはず。
内部留保が「今すぐ使っても問題ない現金」だけだったらいいよな。
過疎の漁村は消えるかも知れないけど
代わりの町が復興再建される
太平洋沿いの工業地帯が壊滅したら
日本の経済が完全に破綻するのではないかと思うけど
大規模な工場なんか、0から作ったらえらいじかんかかりそう。
会社の規模の拡大に伴い、徐々に増築して、20年、30年と長い時間かけて作ったんだろうな。
多少不便でも物価の安い国に移住したほうが幸せになれる
わいは今年中に来ると思ってる。
サバイバルセット、練炭とでかいビニール製の密閉可能なテントを自作した。
サバイバルセットは、被害範囲、規模を見極めるため死なないように。
練炭とテントは、どうしょもないって判断できるレベルだった時用。
南海トラフか首都直下発生したら円なんて死ぬよ
首都直下なら円高だよ、南海トラフはやばいかもしれんが
東北地震で潤った土建屋や建材メーカーは確かにいるからな
生産設備やられないとこな