婚活やマッチングアプリで、40代男性が避けて通れないのが「お金の話」です。年収は低めでも貯金は多い、あるいはその逆。どちらが安心なのかという話題から、相手に信頼される「お金の見せ方」を5つのコツにまとめました。
2026年11月7日、ファイナンシャルフィールドの記事がYahoo!ニュースに掲載されました。40代の婚活相手が「年収350万円だけど、実家暮らしで貯金は1000万円ある」と話したとき、貯蓄が多いほうが結婚後の生活は安心なのか、という疑問を数字で整理する内容です。この記事では、その話題を入り口に、自分の年収や貯金をどう伝え、どう相手と向き合えば信頼されるかを考えます。

「年収では勝負できないけど、貯金はそれなりにある。これってどう見られるんだろう」

「お金の話は、いつ、どこまでしていいのか分からない」
ニュースの要点:貯金は心強いが、それだけで生活は決まらない
まず、報じられている内容を整理します。以下は報道された範囲の事実で、筆者の意見ではありません。
- 国税庁の調査をもとに、給与所得者の平均給与は487万円(男性597万円、女性342万円)と紹介されています。年収350万円は全体の平均を下回りますが、女性の平均には近い水準です
- 40代の単身世帯の金融資産は、平均859万円、中央値100万円(金融資産を持たない世帯を含む)とされています。1000万円の貯金は、この平均を上回ります。ただし金融資産には株式や投資信託も含まれるため、預貯金だけの比較ではないと注意が添えられています
- 二人以上世帯の消費支出は月平均約31万円と紹介され、年収350万円の1人分だけで生活するのは難しい可能性があると指摘されています
- 一方で、貯金があれば病気や失業による収入減への備えや、引っ越しなどのまとまった出費に対応しやすい、という利点も挙げられています
- ただし、貯金が多いからといって結婚後の生活が必ず安定するわけではなく、夫婦の収入や支出、住む地域や家族構成によって大きく変わる、とまとめられています
なお、記事は2ページ構成で、筆者が確認できたのは主に1ページ目の内容です。ここから、40代男性が生かせる一般的な学びを引き出します。
筆者の私見:大切なのは「額」より「お金との付き合い方」が見えること
ここからは、あくまで筆者の私見です。
この記事で印象に残ったのは、年収か貯金かという二択ではなく、生活は夫婦の収入と支出の組み合わせで決まるという結びでした。つまり、相手が知りたいのは「いくら持っているか」の数字そのものより、「この人とお金の面で安心して暮らしていけるか」という感覚なのではないでしょうか。
40代は、収入や貯蓄の差が人によって大きく開く年代です。だからこそ、数字を飾る必要はありません。自分のお金の状況を理解していて、誠実に話せること自体が、大人の魅力になると私は考えます。
恋愛・モテへの発展:お金の話は「条件の披露」ではなく「将来を一緒に考える会話」
婚活の場では、年収や貯金は「条件」として見られがちです。しかし、条件を並べるだけでは、相手は安心しにくいものです。大切なのは、将来を一緒に考える姿勢を示すこと。
たとえば「貯金は〇〇万円あります」と言うより、「将来のために、毎月少しずつ貯めるようにしています」と話すほうが、お金への向き合い方が伝わります。相手の収入や貯金を値踏みするのではなく、お互いの暮らし方を尊重しながら話すことが、信頼への近道です。

コツ1:自分のお金の状況を、まず自分で把握しておく
聞かれてから慌てないよう、収入・貯蓄・毎月の支出の目安を整理しておきましょう。
- 手取りの月収と、毎月の固定費(家賃・ローン・保険など)をざっと書き出す
- 貯金(預貯金)と、投資など値動きのある資産を分けて把握する
- 奨学金やローンなどの負債があれば、金額と返済の見通しも整理しておく
コツ2:お金の話は、関係が深まってから、気持ちを主語に切り出す
初対面でいきなり年収や貯金の話をするのは避けたいものです。関係が進んでから、自然な流れで話しましょう。
- 「将来のことも少し話してみたいんだけど、いいかな」と、先に気持ちを伝える
- 相手に聞く前に、まず自分の状況を話す
- 相手が話したくなさそうなら、無理に聞き出さない
コツ3:数字を盛らず、良い面も弱い面も正直に伝える
年収が高くなくても、貯金や堅実な暮らしぶりは強みになります。逆に、貯金が少なくても、収支を管理している姿勢は伝わります。
- 見栄を張って実際より大きく見せない
- 「収入は平均ほどではないけれど、無理のない暮らしを続けている」のように、事実を落ち着いて話す
- 弱い面は、これからどう整えていくかを添える
コツ4:「結婚したら」を、ふたりの収入と支出で考える
記事でも、生活は1人の年収だけでなく夫婦の収入や支出で変わると述べられていました。自分の条件だけを基準にしない姿勢が大切です。
- 相手の働き方や、将来の希望(仕事を続けたいか、住む場所など)を尊重して聞く
- 家計は「どちらが多く出すか」ではなく「ふたりでどう整えるか」で話す
- 住まいや働き方など、数字に表れない希望も一緒に確認する

コツ5:金額より、日頃の振る舞いで安心感を示す
お金への姿勢は、日常の小さな場面に表れます。
- デートの会計で、いつも感じよく「ありがとう」を伝える
- 割り勘か、どちらかが出すかは、相手の気持ちを聞いて無理のない形にする
- 衝動買いより、計画的に使う様子を自然に見せる
注意点・NG行動
次のような対応は、信頼を損ねる原因になりやすいので注意しましょう。
- 年収や貯金の額を自慢する、あるいは相手の収入を値踏みする
- 貯金額や年収を、交際前から詳しく聞き出そうとする
- 投資や資産運用の話を持ち出して、相手に何かを勧める
- 実家暮らしや働き方、収入の違いを理由に、相手や他人を見下す
また、マッチングアプリでは、会って間もない相手から投資話や送金、お金の貸し借りを求められた場合、やりとりを続けず、アプリの運営に通報しましょう。個人情報や口座の情報を教えるのも避けてください。
まとめ:数字より、お金に誠実な人が信頼される
今回のニュースは、年収と貯金のどちらが安心かという疑問に対し、貯金は心強いものの、生活の安定は夫婦の収入と支出で決まる、と整理した内容でした。40代男性にできることは、次の5つです。
- 自分のお金の状況を、まず自分で把握しておく
- お金の話は、関係が深まってから、気持ちを主語に切り出す
- 数字を盛らず、良い面も弱い面も正直に伝える
- 「結婚したら」を、ふたりの収入と支出で考える
- 金額より、日頃の振る舞いで安心感を示す
どれも、お金持ちでなくても今日から始められることです。数字を飾るより、お金に誠実であること。それが、大人の余裕として伝わります。まずは自分の収支を書き出すところから始めてみてください。


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