トップニュース
2018年7月30日 / 05:39 / 4時間前更新
焦点:東京五輪、なぜ真夏に開催か 猛暑で懸念高まる
Malcolm Foster
[東京 26日 ロイター] – 日本列島を襲った今月の猛暑が、真夏の東京五輪開催に対する懸念を高めている。この時期は通常、1年の中で気温と湿度がもっとも高く、出場選手や観客に健康被害をもたらす恐れがあるからだ。
1964年に初めて東京で夏季五輪が開催された時期は、比較的涼しくて湿度も低い10月だった。4年後のメキシコ五輪も同じく10月に行われた。
だが過去30年にわたり、ほとんどの夏季五輪は7、8月に開催されている。テレビ局が大会を取材する上で理想的な時期と考えているからだ。
この時期は五輪以外に世界的なスポーツイベントが少なく、テレビ局はより多くの視聴者を獲得しようと数十億ドルの放映権料を支払う。
「IOC(国際オリンピック委員会)は、夏季、冬季五輪の開催時期について、米テレビ局の希望をよく分かっている」と、元CBSスポーツ社長のニール・ピルソン氏は話す。同局は1992年、94年、98年の冬季五輪を米国で放送した。
「夏季五輪が10月開催となると、単純にその価値が薄れる。その時期にはすでにさまざまなスポーツ大会の契約が存在するからだ」と同氏はロイターに語った。
IOCは、2020年夏季五輪の立候補都市に対し、7月15日から8月31日までの間に開催することを求め、東京は7月24日から8月9日を開催期間とした。
日程は、スケジュールが重ならないよう各スポーツ国際連盟から意見を聞いて決定されている。
<ゴールデンタイム>
スポーツイベントが閑散期だからという理由からも、五輪の開催時期は選ばれていると、テレビのスポーツマーケティング専門家は指摘する。公式五輪記録もそれを裏付けている。
9月あるいは10月に五輪が開催される場合、米国では、ナショナルフットボールリーグ(NFL)のシーズン開幕や野球の大リーグ(MLB)プレイオフといった他のスポーツイベントと視聴者を取り合うことになる。欧州でもサッカーシーズンの序盤と重なる。
「スポーツイベントの予定があまりないこうした閑散期に組み込まれるよう意図されている」と、米ホーリークロス大学のビクター・マシスン経済学教授は指摘する。
立候補都市は代替日を提案できるが、必ずしも認められるとは限らない。中東カタールの首都ドーハが2020年夏季五輪に立候補したとき、7、8月は暑すぎるとして10月開催を提案した。だが、オリンピック放送機構(OBS)とIOCテレビジョン・アンド・マーケティング・サービスSAは、2012年4月に公表されたオリンピック作業部会の報告書の中で、そのアイデアに批判的な反応を示した。
「五輪大会がIOCの推奨する7、8月に開催されれば、ゴールデンタイム視聴率の首位を獲得する『お墨付き』を放送局に与える」と同報告書は説明。「10月の開催では、放送局は低い視聴率に直面することになる」
(リンク先に続きあり)
そらそうよ
暑さがそれほどでもないなら、五輪以外の競技が始まっている可能性がある。
結局、できるだけスポーツに適していない季節が、
TV局的に儲かるってことだから、逃げ道探しても無いと思う。
24時間テレビにぶつければいいのにw
それだとお盆が引っかかる。
7月15日から31日が比較的よかったんじゃないだろうか?
原付で走ってて熱風で死ぬかと思った
もう種目に鍋焼きうどん入れてみてもいいのではないか
アホちゃいますか?
ボランティアには労災が無いからな
オリンピックのボランティアには気をつけたほうが良い
濡れタオルがあれば問題ないから
結局はビジネスってことだ
言い出しっぺタダ働きさせろw
外出は控えて屋内の涼しいところでオリンピックでも見て過ごしましょう
とか言うのかな
これをテーマにした灼熱地獄のバタバタ人の倒れるオリンピック興行にすれば、
アメリカ人も大喜びじゃないのか。