トップニュース
2019年3月25日 / 07:00 / 8時間前更新
アングル:景気後退を暗示「逆イールド」とは何か、12年ぶり発生
Richard Leong and Dan Burns
[22日 ロイター] – 米債券市場で22日、3カ月物財務省短期証券(Tビル)と10年債US10YT=RRの利回りが2007年以来約12年ぶりに逆転した。それは何を意味するのか。以下にまとめた。
●財務省証券とは何か
財務省証券とは、連邦政府が売りに出す国債、つまり債務のこと。大半は、満期までの一定期間、固定利率で利金が支払われる。償還期間は1カ月から30年間まで多岐にわたる。
米国債は政府が元利金の保証をしており高い信用力があるため、世界で最も安全な債券だと考えられている。
●利回りとは何か
投資家が保有する国債が満期を迎えるまでの、投資額に対する利息も含めた年間収益の割合を示す。金利と同義で使われることもある。
利回りは、表面利率と債券価格との関係によって決まる。価格が上昇すれば、利回りは低下する。
(リンク先に続きあり)
関連ニュース
【産経新聞】東京株式市場が急落したのは米債券市場で「#逆イールド」が起きたことがきっかけ
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1553506639/
逆イールドが長期化すると一番困るのが銀行。
別スレでも書かれてるが、低い短期金利で資金調達して
高い長期金利で貸し出すことが事業の前提になっている。
ところが短期金利が長期金利を上回った場合、銀行は融資しても儲けが無くなる。
従って貸し渋りや貸し剥がしが起き始めてしまい、実体経済に影響を与えてくる。
つまりアレや。
ただの黒歴史。
「巨額な投資資金が逃げた」ということを示すのが逆イールド
いるどー
インターバンクo/n金利が8.5%、
長プラが8.3%とか
今考えても異常な世界だった
今のゼロ金利、いやマイナス金利も異常だが
債権に金が流れる
リーマン級が起きる前兆ととらえる向きもあるようだけど
単純に直結するようなものでもない気もする。
ただ、日本やアメリカ・中国が国レベルで下手を打つとそうなる可能性が一気に高まりそう。
消費税増税のセルフ経済制裁なんかはその部類に入りそうな気がする。
リーマンの時は、リーマンがあったから逆イールドになったわけで、
逆イールドがリーマンを引き起こしたわけじゃないしな。
どこかが不正してて破綻しないと、危機にはならないよ
ただ、破綻寸前の巨大機関は夜逃げするギリギリまで破綻を隠すから、誰かがリークするか償還期限にデフォルトするまでは発覚しない
Xデーは発覚する日であって前兆は滅多にない
ドイツ銀行と中国が問題か?
上手く抜粋してくれ
●逆イールドとは何か
めったにないことだが、イールドカーブの一部あるいは全てにおいて右肩上がりではなくなることで、短期金利が長期金利より高くなった場合に起きる。これを「逆イールド」と呼ぶ。
22日、3カ月物と10年物の利回りが2007年以来約12年ぶりに逆転した。
逆イールドとは、誰か資金に詰まって高い金利でも短期資金を借りなければならないところがあるということ。
●逆イールドはそもそもなぜ起きるのか
短期債は、米連邦準備理事会(FRB)のような中央銀行の金利政策に非常に敏感だ。
一方、長期債は、投資家のインフレ期待により影響される。債券投資家にとってインフレはタブーである。
これまで3年間続いてきたFRBの利上げにより、短期金利は上昇している。また、借り入れコストの上昇が経済を後退させることから、現在のように今後インフレが抑制されるとみられている場合、投資家は比較的緩やかな長期金利を受け入れやすい。
22日の3カ月物と10年物の利回り逆転は、やや異なる状況下で発生した。
長期金利が短期金利よりも大きく下げたのは、予想を下回る欧州経済指標を受け、投資家がより安全な米長期債を買いに走ったためだ。
そんなこと言ってたらいつまでも手を出せないぞ
世の中ってのは多かれ少なかれ火種を抱えてるもんだ