報道では3行は2019年中のサービスインを目指しているとされるが、同件について三菱東京UFJに問い合わせたところ「話し合いの事実があるのは確かだが、具体的なプランまでは踏み込んでいないのが実情」(同社広報部)との公式回答を得ている。とはいえ、2020年を1つの目標として、関係各所が2018年から2019年にかけてラッシュでこの市場に参入してきているのは確かで。こうした動きを整理しつつ、日本で巻き起こっている「キャッシュレス狂想曲」について考えていきたい。
なぜいまQRコード決済なのか
QRコードを決済に使うというアイデアは比較的昔からあり、例えば筆者が把握している範囲でも2013年初頭にMastercardが発表した「MasterPass」というサービスでは、店頭での支払いオプションとしてNFCの代わりにQRコードを採用していた。
現在ブームの火付け役になっている「Alipay(支付宝)」や「WeChat Pay(微信支付)」が2013年から2014年にかけて中国でローンチしたことを考えれば、大体この時期に実用的なサービスが出現し始めたといえる。WeChat Payなどの場合、小売店舗決済を可能にするアクワイアリングがインターネット事業者にも開放された2013年のタイミングで、既に送金サービス等でQRコードの活用が進んでいたという面も大きいだろう。
米国で小売業者が共通の決済サービス導入に向けて連合を組んだ「Merchant Customer Exchange(MCX)」の発足が2012年だったが、ここで導入された「CurrentC(カレンシー)」というサービスで採用されたのもQRコード方式だ。当時は2010年ごろに盛り上がり始めたモバイルNFCの仕組みに暗雲が漂い始めていた時期であり、モバイル端末へのNFC標準実装があまり進んでいない状態だった。
そのため、デバイスを選ばずに決済が行えるQRコード方式が選ばれたという背景がある。後の2014年にAppleから「Apple Pay」が発表され、再びNFCに脚光が集まったが、この時期に登場したサービスには「あえてNFCを選ばない」というものが多くあり、当時の状況を勘案したものだと考える。現在もなおAppleがiPhoneのNFC機能を決済向けに開放していない現状を鑑みれば、モバイルOSのプラットフォーマーではない一事業者がサービス展開をするにあたって、QRコード方式というのは対応プラットフォームを増やすうえで重要な選択肢だ。
とはいえ、日本国内では既にFeliCaインフラが広域展開され、2020年の東京五輪に向けては海外で一般的なEMV Contactlessと呼ばれるType-A/B方式の非接触決済サービスの大手チェーンを中心とした導入が視野に入っている中、「なぜいまQRコード決済なのか」と疑問に思う方は少なくないはずだ。だが潜在するニーズを従来の非接触決済だけでは満たすことができず、この隙間を埋めるべく登場したのがQRコード決済だと筆者は考える。主な理由は以下の通りだ。
(主に中国からの)インバウンド需要への対応
ポイント連動などアプリを使った独自の決済サービスの仕組みを作りやすい
インターネット事業者など新しい参入者にとってハードルが低い
既存の決済ネットワーク(CAFISなど)を介さずにシステムが構築しやすい
タブレットやスマートフォン、POSにアプリを入れるだけでよいので小売店にとっての導入ハードルが低い
簡単にまとめれば、「QRコード決済を必要とする買い物客がいる」「(市場トレンドはあるものの)クレジットカード決済導入のための設備投資には慎重(または予算や時間がない)」という2つの差し迫ったニーズがあり、一時的であれ導入の機運が高まっているというわけだ。このあたりについて、もう少し整理していこう。
続きはソースにて
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1803/13/news035_2.html
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1803/13/news035_3.html
2018年03月13日 06時00分 公開
ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1803/13/news035.html
広まっては欲しいがそれにより手数料などかかるなら要らないな
EUの盟主と言われる世界的先進国ドイツは日本よりもっと現金重視の国
スイスも日本と大して変わらないくらい現金重視
フランス、イギリス、アメリカはそれより多くなるがそれでも非現金決済は
半分程度で、韓国(なんと90%が非現金決済)や中国のように異常な高さではない
非現金決済の高さが先進国のしるしというのなら、韓国や中国がイギリスや
米国、フランス、ドイツなどより進んだ国という事になるが、これには誰も同意しないだろう
田舎なら普及させられそうだが
そういう田舎じゃそもそもFeliCa決済もできる店も少ないのに
新システムなら導入するのか?というと…
店が表示するコードを客がスマホで読み取るにしても、客は
アプリを立ち上げてちまちま操作し、自分が読み取るならば
カメラを近づけたり遠ざけたりしながら読みとらせることになる。
どっちにしてもめんどくせーな。
ましてや改札やKIOSKなんかには全く向いてない
でもそこそこひまで中国人旅行者がたくさん来る店ならやる価値はあるかも
中国人旅行客相手の店ぐらいだろうね、飛びつくのは。
日本国内は、なんやかやでSuicaに収束すると思うわ。
ウチの田舎もローソンが出来て、汽車には使えなくてもコンビニで使えるw
キャッシュレス決済はスマホ決済である必然性はないからね。
可能性があるとすればクレカやデビットカードくらいかな
他の電子マネーは無理ぽ
カードで満足してる
観光地の個人商店のみやげもの屋とかへの営業しているのかな。
大手で導入するメリットはない
今注目してるのはサービス提供側の企業であって消費者側じゃないから
お前、もしくはお前の周辺が注目してないのは当然の話
ポイントが全てだからだ
カード持ってる奴の9割がポイントしかみてない
ポイントが得られるかどうかで変わってくる
QRに下らない囲い込みの優待しか提供できないようでは勝てない
3%還元くらいぶっ飛んでようやくこじ開けられるレベル
そういうのあってこういう決済が普及する面もある