マンションとしては日本最高階数となる60階建てで、44階にあるバーからは富士山が一望できる。都心のど真ん中でこれほどの物件が出ることはまたとないとあって、’15年に販売開始すると販売用住戸777戸がすぐに完売したほどの超人気物件である。
そんな『ザ・パークハウス西新宿タワー60』は昨年竣工し、購入者への引き渡しが始まったばかりなのだが、「さっそく売り物件が続々と出てきている」と住宅ジャーナリストの榊淳司氏は指摘する。
「不動産販売サイトを見ていたら、竣工後からさっそく売りが出ていたのですが、それが直近では60件超にまで増えているのです。それも40階、50階台など人気の高層階の部屋が売りに出されているのが目立ちます」
そもそもこのマンションが売りに出された’15年当初は、タワーマンション市場が大きく盛りあがっていた時期。都心一等地の好立地から必ず価値が上がる物件だと業界内でも注目されていた。榊氏が続ける。
「そのため、値上がり益を求めて購入に動いた投資家もいたのですが、いま売りに出されている部屋はなかなか成約していないようです。80平方メートルクラスの部屋でも1億円を超えているので、その『強気価格』を敬遠されているのでしょう。
じつは私の友人も『ザ・パークハウス西新宿タワー60』を購入した一人。まさに高層階を売りに出しているのですが、彼はこう言っています。3月いっぱいまでねばってダメなら値段を下げるしかない、と」
都心の超人気マンションで「売り物件」が積みあがっていく――。
じつはいま、目黒駅前に立つタワーマンション『ブリリアタワーズ目黒』でも同じような光景が広がっている。
『ブリリアタワーズ目黒』といえば、分譲住戸661戸の約半数が「億ション」だったにもかかわらず、’15年に発売すると4ヵ月で完売した人気物件。
山手線目黒駅徒歩1分という好立地から、会社役員や医師など富裕層の購入希望者が殺到し、最高倍率40倍以上の部屋も出たほどだった。
「それがいま、売り物件が積みあがっている。この物件は昨年11月末に竣工して入居開始したばかりなので、その矢先から大量の売りが集中している形です。
実際、不動産仲介サイトでは60平方メートル台で1億3000万円ほどで売りに出されている部屋が見つかるうえ、中には2億円超えで売りに出ている部屋もある。
竣工からまだ2ヵ月ほどなのにそうして売り物件が積みあがり、すでに30件以上が確認できる状況になっています」(前出・榊氏)
不動産業界はバブル期並みの好況に沸いていて、少なくとも2020年の東京五輪までこのブームは過熱していく――。
マンション販売の現場では販売員のそんな営業トークを聞かされるが、そうした楽観論を鵜呑みにできない現実が起き始めている。高く売りたい不動産業者は絶対に口にしないが、不動産バブル崩壊の予兆がすでにあちこちで噴出し始めているのだ。
「ここへきて、都心部のマンションの一部で公募価格と成約価格の乖離幅が広がってきています」と指摘するのは、不動産エコノミストの吉崎誠二氏である。
「たとえば1億円の公募価格で売り出されたマンションなのに、いざフタを開けてみれば成約価格は8500万円だったというようなケースがザラに見られるようになってきました。
不動産相場が勢いよく上昇してきたここ数年は、強気の公募価格を出してもほぼ同価格で成約できていたのが、最近になってその『差』が徐々に広がっているのです。売れずに公募期間が長期化し、なかなか成約できないマンションも多くなってきた」
そうしたマンションが目立つのは、新宿周辺や品川、田町の湾岸部などのエリアだという。吉崎氏が続ける。
「麻布、青山、赤坂などと比べると人気が落ちるにもかかわらず、不動産市況の活況で実力以上に価格が上がってきた地域です。こうした地域では物件価格がすでにピークを越えて、下降局面に入った可能性がある。つまり、『売り時』になってきた」
実際、ニッセイ基礎研究所が1月に不動産業界の実務家・専門家を対象に行ったアンケートでは、東京の不動産価格が東京五輪開催前(’19年)までに価格のピークを迎えると答えたのがじつに7割以上。
専門家のあいだでは、いまが日本で最後の「土地バブル」というのが多数意見なのである。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54392
夜景とかそのでかさにそれだけの価値があるかどうか
まあ持ち家でも修繕費かかるからなぁ・・・外だけでもやってもらえればと思うなら月3万ならアリかもね
修繕について持家とマンションの違いは
持家は金かければそれなりに成果が
でるけど、マンションとくに大規模な
マンションになると滞納が増えて
正直に払ってる住民に滞納者がタダ乗り
する理不尽が容易に発生すること
リーマンショック再びってか。
とすると下落は時間の問題って話で。
駅から10分で下層階も居住地ならヤバい
どうやらちょっと前のタワマンだと転売できるくらい値上がりしたらしいんだが、
今建ててる奴って最初からアホみたいな高額だから成り立つのかなと思ってたんだよね
まあ、本来の適正価格まで下がりつつあるって事なんだろうね
損切りは早ければ早い方がいい。
今ならまだアホの田舎者とか、見栄っ張りのバカ夫婦とかが買ってくれる。
永住目的で買ったならそれは自業自得だから知らん。
外国人も東京に将来があるとは思わないんじゃないのか?
最近は五輪の2年前までというのが定説みたいだが。
買える身分になれば買いたい
ところが、管理費+修繕積立金は下がらないどころか、年々上がっていく
だから、いくら安くなっても家賃収入目的の投資物件にはなりにくい
戸建ても実はメンテがきつい
実家がちょうどメンテの時期で一気に300万吹っ飛んだ
すげー快適
そんなに高くないよ
地方の大都市でマンション所有していた時は賃貸需要が弱く半年空き部屋も覚悟していた。
あくまでも都心の話ね
団塊の世代が寿命を迎えるようになると実需がなくなって値崩れするようになると思う。