2014年前後からニューヨークやサンフランシスコなどの高級レストランでは、アメリカで長く根付いていた「チップ制」を廃止する動きが始まっていました。
その背景には様々な理由があります。
1)サービスの質によってお客が金額を決めるチップ制では、従業員の収入が安定しないので固定給100%にした方が、人材が定着するであろうこと。
2)一部の悪質な店などで、100%サービス要員に還元すべきチップを店側が横領していた例もあり、業界の透明性を高めたい。
3)客にしてみれば、チップ金額の計算が面倒なのでチップ込みの金額の方が親切。
4)チップ制のない国からの訪問客が、チップを払い忘れるトラブルが増えていたが、これを避けるため。
といった理由が、廃止の背景にはありました。最大の理由は1)で、従来はアメリカの多くの州の最低賃金制度では、「チップ分配後の金額を入れて
最低賃金をクリアしていればいい」ということになっていたので、チップを廃止して固定給にした方が、従業員の処遇改善にもなるという期待があったのです。
ところが、多くの店はこの「チップ制廃止」の結果を失敗と判断して、静かに従来のチップ制に戻りました。そこには2通りの原因がありました。
1つは、従来のチップ分を固定給に上乗せして、例えばNYの高級店などでは時給25ドル(2600円程度)までアップしたのだそうですが、
公明正大に固定給にしてしまうと、連邦(国)の所得税源泉徴収がされ、州の所得税源泉徴収に、さらには社会保険料も引かねばならなくなった結果、
従業員からは「手取りが減った」という不満が出たのだそうです。
レストラン業界、特にホールの現場というのはキャリアの谷間で生活のために働く人などが多く、「公明正大に納税義務を果たす」よりも
「毎回の手取り額」が大事という働き方をする人が多いこともあり、結果的に「チップ制廃止店」では人材が集まらないということも起きました。
ほんこれ
牛丼セットが12ドルくらいだからな
まあアメリカやら海外なんかまず行くコト無いからどーでもいいけど
業界が決めたんだぞ。国にとってはメリットあるけどね
チップをレシートに書いて合計をカードで払う。電子マネーなんぞ知らん
客に4枚にもわたる脅迫の手紙を送ったって事件があったな
どんだけ必死なんだよ
釣りはとっとけ、ってやつか
そういや学生のとき旅館の布団敷きバイトでけっこうチップもらったな
外食ならカード支払いで、レシートみたいなのにチップの額を書く欄がある、紙幣は必要ない
というか偽造紙幣多いから店で高額紙幣出すと怪しまれて何回も機械でチェックされるし、カード支払いが基本
アメリカで言うと、紙幣が必要なのはホテルでドアマンに払う金、ベッドメイクのために枕元に置く金、高速で有料の料金所に投げ入れる金くらい
チップ収入も完全に捕捉可能だな
その上に有るのがチップだ
いいサービスしたら見返りがあるからやってんだぞ
どのタイミングでどういう風に払うんか想像つかん
サービス呼んで注文して食ったら、またサービス呼んで支払う
レジまで行ってつりとか貰うのは日本くらいだ
世界的に廃止の流れになるのは残当