越後湯沢(新潟県南魚沼郡湯沢町)のリゾートマンションの所有者に最近奇妙なダイレクトメールが届いているという。送り主は東京のある不動産業者だ。
マイナス180万円という意味は、あなたが買手である私に180万円払ってくれるのなら、あなたのマンションを引き取ってあげてもよい、ということだ。いらなくなったものを他人に差し出すときによく「熨斗紙付けてでも譲りたい」という表現が使われるが、ついに越後湯沢のマンションは「カネを払ってでももっていってもらいたい」という代物になったということらしい。越後湯沢のリゾートマンションに、いま何が起きているのだろうか。
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■バナナのたたき売りのような状況に
80年代後半から90年代前半の空前のスキーブームの影響で越後湯沢の街には50棟以上、戸数にして約1万5000戸ものリゾートマンションが建設、分譲された。当時は空前のカネ余り時代。ねこも杓子もスキーに興じるのがあたりまえだった。なかなか空室がでないホテルを予約するのは面倒だ。スキー場近くのリゾートマンションを買えば、ゲレンデは我が物になる。誰しもがそのように考え、その需要をアテにした多くの不動産業者が群がり、越後湯沢の駅前から苗場スキー場にかけてリゾートマンションが林立した。
バブル崩壊から30年がたとうとする現在、当時販売された多くのマンションの中古価格が10万円の値付けになっている。部屋の大きさとはほとんど関係なく「ひとこえ10万円」だ。分譲当時の価格からは100分の1どころかそれ以下。バナナのたたき売りのような状況になっているのだ。
原因は日本の少子高齢化や日本人のスキーに対する興味の減退だ。スキー人口は93年の年間1860万人をピークに減り続けている。日本は少子高齢化の渦に巻き込まれ、若い世代の経済力は大幅に減退。スキーに行く人口は2016年の調査では580万人。この23年間で3分の1以下に減少している(日本生産性本部「レジャー白書」)。
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■「マイナス180万円」の内訳とは
さて、前置きが長くなったが、なぜ「マイナス180万円」なのだろうか。
まず物件価格は10万円である。マンションとしては無価値という意味での10万円だ。問題はこれからだ。所有者は修繕積立金、管理費を2年間滞納していると仮定して月額5万円の24か月分として120万円を売手側に負担させるというもの。さらに部屋内の家具や家電類などの撤去費用で20万円、部屋の清掃費用や設備修繕費用で20万円、さらに本来は買手側が負担すべき不動産取得税や登録免許税などの税金負担30万円も上乗せして計190万円。つまり、物件価格は10万円だが、引き取り費用190万円を差し引いてマイナス180万円で買ってあげます、ということになる。
多くのリゾートマンションで管理費や修繕積立金の滞納が生じている。買手側がこの負担を負いたくないので、未払い分を負担させることには理がある。だが家具家電等の撤去費用や清掃費などはかなりぼったくりの印象だ。
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■「不動産」が「負動産」になっている
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■外国人に高値で売りつける作戦
おそらく、購入当初より30年以上がたち、すでに厄介者となっているリゾートマンションに困惑する(おそらく)高齢者と思われる所有者の弱みにつけこんで、カネを払わせて物件を取得する。そしてこれをリフォームして、スキーに興味を持ち始めた外国人にでも高値で売りつける作戦だと思われる。オーストラリアや欧米からニセコや白馬にやってくる外国人富裕層のスキーヤーは越後湯沢には興味を示さない。越後湯沢は雪質が重く、彼らの「いいね」は得られないからだ。いっぽう最近スキーを始めた中国や香港のスキーヤーは東京から新幹線でアクセスできる越後湯沢なら便利だし、スキーを楽しめれば十分だから買ってしまう。平成バブル時の日本人と同じ思考回路だ。ここにつけこもうというわけだ。
実際に最近では、越後湯沢のマンションを買いたいという中国などのアジア人が出始めているという噂も聞こえ始めた。また一部悪徳業者の中には、お金を振り込ませて、実際には所有権移転手続きを行わずにとんずらする「振り込め詐欺」事件まで発生しているというから事態は深刻だ。
3/26(火) 10:45
文春オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190326-00011166-bunshun-bus_all&p=1
間違いない。タワマン買うやつはアホ。
温泉大浴場はあったとしてもすでに廃止してるところがほとんどだと思う
リゾートマンションはどこも管理費削減のために共有施設を縮小するからね
温泉施設なんてえらくメンテ費用が掛かるからね
ありそうだね
夏は暑いです
くっそ暑いです
リゾマン持ってた俺の体験談です
酷いなそれw
名物は、まいたけの天ぷらだけやで
マンション処分に180万払えよな!
と、言うことよ。
このビジネスモデルはあるだろうな。
住所不定の浮浪者が登録できんのか?
ほんとかウソか知らんけど。
循環式の大浴場には絶対入らないって言ってたな
風呂にう○こが浮いてるらしいな
大人になってからはあんなアクティビティに金かけられませんわ。
リフト券一人につき6000円コースw流石に今はもっと安くなってるだろうけど。
よく親はあんなに道具にも金のかかるスポーツをやらせてくれてたと感心するわ。
賃貸でもそれぐらいだろ
まぁ 今のタワマンの末路でもあるが、ダミーの法人作ってマイナスで買い取らせて法人潰して最後はドロンっていうビジネスだろ
うがそんなにうまくいかんだろ
物件が1円でも謎の温泉管理費とかいうアホみたいに高い費用が毎月かかるので
誰も買わないという
そこまで安いと調べなくてもやめとこって思うわな
40年50年前に建築ラッシュだったマンションが既にその状態になってるから
大規模修繕しないと駄目だが住人が多すぎて意見が全く纏まらない
金銭的に苦しい人やもうあの世に旅立つ寸前の人が数百万払って大規模修繕とか賛成するわけがない
結果延々と大規模修繕に着工できずどんどん建物が老朽化していく
掃除するために買ったようなもんだ
これ良く言うね
しかもメンテが雑になって劣化してから売りに出すから、なかなか売れないらしい
ただ色々考えるとホテルでいいんじゃねって思う
3000万だった
やっぱマンションは都心の駅近に限るな
有益なのは都心とその近郊ぐらいだろうマジで
自分達が住みたいからと地方の田舎に家建てると後々子供に負債として残る時代が来ている